SoftBank 930SC その2

December 1st, 2008


件の930SCだが、どうも海外製のOMNIAとは全くの別物ということが判明(プロポーションサイズそのものが違う)したので、ハードウェアをもう少し細かくみていく為に、再度分解してみることに。

まず、外せるもの(バッテリとか)は全部外し、赤矢印の部分のネジ4本を外すと裏面筐体(色がついている部分)を分離する事が出来る。ネジ以外にはサイド部分にツメが出ている(フレームから外向きにツメ)ので、プラスチックで出来ている裏面筐体を割ってしまわないように慎重に取り外す。


裏面筐体を外す際に、マナーモードボタンとホールドボタンが脱落するので無くさないように注意すること。これらはフレーム側に「乗っかっているだけ」状態だ。

評価機なので水没シールの有無等一部製品版と異なる部分があると思われる。が、基盤そのものはおそらく同一品だ。SIMカードスロット部とmicroSDカードスロットは同一のドーターカード上に実装されており、フラットハーネスを経由してコネクタでのみ固定されている。また、510万画素が自慢のオートフォーカスカメラもユニット化されており、レンズ部はフローティングマウント、こちらも同様に基盤(チップ付き)を経由してコネクタで固定。どちらも液晶面を観察するのに邪魔になるので外しておく。


左右中央にフレームにメインユニットを固定しているネジ2本がある(片方はアンテナケーブルの下)のでそれらを抜くとメインユニットとフレームを分離する事が出来る。ここでわかったのが、フレームはプラスチック製ではなく、メタルダイキャスト製ということ(つまりミニカーとかと一緒)。また、ユニット部のフレームにもダイキャストが使われていることが判明。強度を稼ぎ、かつ、製造コストを下げることに貢献しているんだろうけれど、このダイキャスト部分を別の素材にすれば更なる軽量化が可能だ。


フレームを外すと当たり前だが表面にあるボタンがユニットで外れる(というか落ちる)。例によってこれも乗っかってるだけだ。オリジナル(海外版)のOMNIAは中央が光学センサーになっているのだが、日本版はご覧の通りただのボタン。基盤レベルで別物ということがよくわかる。

中央のクリアボタンは別パーツになっており、裏側に貼られたゴムによってのみ支持されている。このパーツをスモーク化してやれば「見た目海外版」になりそうな予感がする(笑)。


さて、気になっていた液晶面Samsungロゴ脇のヒケの部分だが、フレームを外してみるとなんとタッチパネルシートのコネクタが…。ヒケというより物理的にそこに何もないというヤツですな。

さらにタッチパネルシートはベースとなる液晶パネルよりもサイズが若干大きい。しかもフレームとの間にスキマを設けているので、ここにホコリ(ウチの場合主に猫毛)がたまり非常に厄介になるのは必至なので、低反発スポンジ等でフレームとのスキマを埋めて欲しかった。


サンドイッチ構造のアップ。iPhoneとは違って感圧式タッチパネルがあるのがわかる。感圧式にすることにより、スタイラスはもとより、ツメや指など圧力をかけられるものならなんでも反応するところが便利なところ。逆に「圧力」を検知するので、表面を平滑にしにくいというのと、液晶保護シートを貼ってしまうと反応が鈍くなるというのが欠点。


分解した際もそうだが、ちょっとした刺激でボタンが脱落するケースがあるのだが、原因はこれ。このベロみたいのでボタンを留めているのだけれど、コイツがなんらかの拍子に落ち込んでしまうと戻らなくなる可能性がある(といっても、おそらくめったなことでは落ち込まないと思われる)。


ちゃんと組み付けるとこうなる。簡単そうだけれどこのベロを正しい位置に差し込むのは意外と大変な作業だったりする。

ユニットに突っ込みどころ満載なのだが、ビジネスとコストのことを考えるとこの辺が妥協点かなということ。日本専用版だということを考えるとかなりよくやっているというのがよくわかる。品質的にもどんどんクオリティが上がっているし、確かに今コレを評価するとそれなりの評価しか出せないが、確実に他のメーカー以上の速度で進歩しているのは確か。次とか次次とかのモデルが非常に楽しみだ。

※組み付けは分解時と逆の手順でやればいいとどこでも書くんだけれど、勘所を知らないと当然だが元通りにはならないのは言うまでもない。

SoftBank 930SC

November 28th, 2008


久しぶりのケータイレビューはSoftBankから本日発売になったSamsung社製930SCことOMNIA日本語版。ご存知の通り海外で販売されているOMNIAはWindows MobileがOSに採用されているのだけれど、この930SCは日本独自OSが搭載されているという相違点がある。また、ハードウェア的にもかなり違いがあり、実質OMNIAのカタチをした別機種と考えるのが妥当だろう。

まず筐体。見た目金属フレームっぽい筐体はどことなくiPhoneを連想させるが、これはプラスチックパーツにメッキしたもの (注:大キャストパーツでした)。この手の無線機器は極力ガワに金属を使わないことで電波の通りを良くしているのはご存知の通り。が、多少メッキにムラがあり、下地処理とメッキ処理両方に精度が足りないのがわかる。とはいえ、以前のSamsung社製品のメッキパーツに比べれば格段の進歩だし、ムラと言っても気になる程度のものではない。

液晶面は感圧式タッチパネルで、実際の液晶画面の上に樹脂のタッチパネルがかぶっているタイプ。部分的にヒケがあるので一瞬プラスチック成形品かと思ったのだが、上部に捲れが生じることで液晶画面の上に貼付けるタイプということが判明。少し心配なのは、液晶の縦サイズよりタッチパネルシートの方が若干大きく、上部スキマから捲れやすいということ。毛が立った布地で勢い良く拭くと上の部分を損傷する可能性があるので注意したい(特にスピーカー部)。

また、液晶保護シートを貼付けるケースが多々として考えられるが、保護シートそのものの接着材質によっては、剥がす時にタッチパネルシートを一緒に剥がしてしまいかねない。ジェルタイプの自己吸着シートをお勧めする。さらにタッチパネルは樹脂で出来ているので、iPhoneの強化ガラス製と違い保護シートなしではスタイラス等で傷になりやすいということも付け加えておく。とはいえ、スピーカー脇にかなり盛大なヒケがあるため、この部分のみ保護シートが密着しないという事態になりそうだ。貼るべきか貼らざるべきか悩ましい次第である(液状のガラスコーティングを処置しておいたが…)。

液晶そのものは800×480という非常に大きい高精細な液晶なのだが、タッチパネルシートの透明度が低い為に、全体的に白っぽくカブったような雰囲気になる。結果、夜間はさほど気にならないが日中屋外で液晶が見づらくなってしまう。手で覆う等工夫が必要となるのは致し方ないことか…。もっともこの屋外で見づらいという問題を完全に解決している端末は今のところない訳だが。


お知らせ用のインジケーターはこの部分に隠れている。不在着信や充電中に指定した色に点灯するというギミックになっている。海外製の端末ではなかなか存在しないこのインジケーター類だが、その辺はちゃんと日本の市場をSamsung社が考慮しているということなんだろう。主張する事なく、かつ、必要な時にはっきりとわかるインジケーターというのはなかなか存在しないが、930SCのそれは非常に好感が持てる。

下部中央にある四角い部分がただのクリアボタンになってしまったのは少し惜しい部分。海外版ではここに光学センサーによるポインティングデバイスがあり、左右にスライドしたりすることにより、スクロール等のアクションがあったのだが、残念ながら日本版にはない。


搭載されているデジカメはPhotos同様500万画素オーバーのもの。これで完全にPhotosが引退ってことに(笑)。顔認識や手ぶれ補正等、普通のデジカメにある機能はほとんど網羅されており、ちょっとしたスナップは下手なコンパクトデジカメより性能が良い。日本仕様で消せないシャッター音も、タイプ3にすればそれほど主張しないので便利。後は暗いところで点灯するAF測光の灯りをなんとしたいところだが(まぶしいと不評)。

microSDHCに対応(一応8GBまで)しているので、デジカメでばんばん撮影しても問題なし。ただしSDカードスロットはバックパネルを取り外さないと交換出来ないので、頻繁に交換するようなものではない、と認識しておくべき。代わりに様々なデータ通信方式が準備されているので、それらを駆使する…ということになるだろう。まぁ一般的にはメモリカードにデータを入れっぱなしにするという方が大多数らしいので、心配するようなことではないのだが。

バッテリの型番はSCBAK1で、これは820SCと同一のタイプ。なのでもし820SCからの乗り換えなのであれば、バッテリは使えるということになる。最近のSamsungはそれぞれ異なったサイズのバッテリを使っていることが多かったのだが…。また、この機種に限る事ではないが、Samsung社のバッテリはなぜか寿命が短い傾向にある。端末の消費電力は増える一方だが、電池そのものの進化が追いついてないというのは、各社共通の悩みだろう。これらの問題は今後の技術進歩を待つしか方法がないのが事実だ。

Samsung社より頂いた評価機はサイドにあるボタンのひとつが押し込めないものがあった。よく観察してみるとどうやらボタンを保持している樹脂の部分が差し込まれる場所に入ってないような雰囲気。組み付けの際に上手に入らなかったか、ウチの手に届くまでの間に何らかの衝撃で外れたかしたようだ。ということでこれを直して本来のボタンクリックを取り戻す事にした。


予想通りボタン類はトップケースに「乗っかってる」だけで、柔らかい樹脂のようなもので奥に引っ込んでしまわないように保持されている。この樹脂がスリットに入っているべきなのだが、押し込めないボタンはこのスリットから脱落していた。それを戻してやるとしっかりとしたクリック感になったのは言うまでもない。

ボタンの話が出たところで、930SCの誤動作防止ボタン(Holdボタン)、これが通常思いつく「長押し」ではなく、普通に押すだけでロックがかかる。まるでアレの電源スイッチのような振る舞いを見せるのは気のせいだろうか(笑)。押すだけでロックは結構便利で、長押ししなくてもよいというのは評価出来るポイントだ。逆にロックが掛かった状態でそれを解除するには、Holdボタンかクリアボタンを長押しする。実際Holdボタンは長く押しにくいので、クリアボタンで解除するのが一般的だろう。

ひとついただけないのが、筐体に書かれているシルクスクリーン印刷。マナーボタンは縦向き、TVやカメラボタン、Holdボタンは液晶を下とした時に正方向になり、930SCというロゴとヘッドホンは液晶が上の時に正方向になる。なぜこうあちこちに向いているのか理解に苦しむところだ。おそらくは左手で持った時に一番見やすいようにとデザインされているのだろうけれど、一貫性がない。液晶を上にして置いた時に正しく見える方向でもよかったのではないだろうか。

・まとめ

よく最近出てきたこの手のタッチパネル式ケータイをiPhoneと比較する人がいるが、何度も書いているようにiPhoneはiPhoneというジャンルのものであり、それに通話機能がついているもの。このOMNIAを代表とするタッチパネル式のデバイスはあくまでケータイであり、それにタッチパネルというiPhoneと同じインターフェースをもっているというだけ。つまり比較自体が意味を持たない。それを踏まえた上でもう一度OMNIA(日本語版)をじっくりと見ると、これは良くも悪くも日本のケータイであり、スマートフォンでもiPhoneでもないということがよくわかると思う。

逆に、海外版のようにWindows Mobileを搭載すればまた違った見方をすることが出来たのかも知れないが、あえて安易にその手法に落ちず、日本向け独自OSを搭載したことで過去のケータイユーザーの為に間口を広げたと言っても過言ではないだろう。つまり、930SCを購入しようと思う大多数のユーザーが買い替えであり、そのユーザーにとって無理がないような入り口を構築したということだ。パソコンを持っていなくても、ケータイだけで完結出来るスマートフォンライクな端末、とでも表現すればよいのだろうか。これはOMNIAという種類のデバイスと書くにはあまりにもケータイサイドに近いので、あえてこれは「ケータイ」という表現を使うが、後少し踏み出すと違う種類になるデバイスであることは間違いない。

本日より韓国

September 26th, 2008

Samsung社のお呼ばれで本日から韓国に出かけてきます。
詳細はこちらにアップ予定でござんす。

追記:
初日の様子
二日目の様子
まとめ

Apple iPhone 3G

August 16th, 2008


さて、発売から1ヶ月、それなりの売れ行きのApple iPhone 3G。ウチのヤツはSoftBank正規契約品となる。正確にはこの人は携帯電話ではなく、あくまでも持ち運べるネット環境というのがウチの位置づけというのを念頭にあれこれ書いてみたい。

まず筐体、ハードウェア面。初代より若干幅広になった筐体は、背面がプラスチックに変更され、曲面を多用したMacBook Airに通じるものがあるデザインになった。おかげさまで置き場所に非常に困る(すぐにAppleマークがキズになる)ようになった。いくらハードコートされているとはいえ、心情的に傷になりやすい感覚があるからどうしても堅いものの上に直接置きたくない…なんて思ってしまう。ケースに入れるのは個人的に好きではないのだが、鞄の中に直接入れるのはチト問題なので、ケースが必要になりそうな予感。Gollaあたりでイイヤツ出ないかなぁ…と期待(笑)。

続きを読む…

ケータイメールと文字コード

August 5th, 2008

WordPressに限らず、ブログシステムへの投稿がメールで出来るというのは、ケータイがメールツールとして確立された日本では非常に便利だと思う。色々な意味でPCが使えない環境というのは日本ではまだまだあるし、なにより常時持ち歩いているケータイならちょっとした空き時間でも取り出して文章を綴ることが出来る。オンラインである必要性はなく、下書きとして保存しておき完成したらメールとして投げればページに反映される。いわゆるモブログという形式でブログサービス提供者はユーザー獲得のために努力しているのは周知の事実だろう。一部のブログサービスでユーザーの希望と噛み合ってないところもあるが…。

ところが日本のケータイメールはその文字コードの問題をいつまでも引きずっており、欧米で開発されたこの手のシステムは一様に文字コードで問題が発生する。これはあちらからしてみれば「日本が特殊」なだけで、それにあわせるリソースはないよと言われてしまえばそれまででなのだ。だから、日々だれかしらがコードを追っかけることになってしまい、それにあわせてユーザーは右往左往することとなる。折角マルチランゲージに対応した文字コードのセットを標準化しても、それを使わなければ意味がないのである。

もっと簡単に言ってしまえば、シフトJISを使っている限りこのイタチゴッコは続くのであり、ユーザー数が多いケータイメールがこのシフトJISを使っている限り、いつまでたっても我々は蚊帳の外であり、振り回され続けるのだ。

以前は「日本語はマルチバイトだから」という言い訳があったが、UniCodeになってからはその言い訳は通用しない。ケータイメールがUniCodeでやり取りされるようになれば、日本語が文字化けは激減し、問題が発生する原因はシステムの開発者側に移るわけで、ユーザーはあれこれ悩んで都度Googleでグルグルする必要はなくなるのだ。

ウェブページもしかりで、今後マイナーとなろうであろう文字コードを使い続けるのはどうかとおもう。ここにも文字コードを変えるとケータイで読めなくなるからという理由が存在している。どこかで大改革をしないと、この矛盾はそのうちに大きな障害となり、世界から取り残されてしまうことは間違いないと思う。

一番最初に手を挙げて責任を取りたくない、面倒くさいことはやりたくないという気持ちはわかる。でも誰かが最初に始めなければ、このまま衰退するか、遅れていくだけではないだろうか。

Samsung SPH-W4200

August 3rd, 2008


実はOMNIAよりも注目しているのがこの「Haptic」ことSPH-W4200(Anycall SCH-W420)。見た目もデザインも非常にOMINIAに似ていて、ちょっと見ただけだと見間違う。これも実働するやつを触らせてもらった。

独自OSということもあって、高速で機敏なレスポンスが印象に残る。一見してわかるインターフェースが良く出来ており、レスポンスと相まって「誰にでも使い勝手がよさそう」というイメージを受ける。HSDPA規格の3.5Gなので、当たり前だが日本でも使えるのが嬉しいところ(勿論SIMロック云々は別として)。OMNIAと違って日本での発売予定は今のところなし(つまり日本語版はないということ)。

HapticとOMNIAを見ていて思うのは、完全に日本のケータイメーカーは追い抜かれたなということ。ハードウェアとしてのサイズ、クオリティも去年の冬モデルではまだまだという感じが拭えなかったが、次のモデルでは確実に「日本レベル」になっているし、ソフトウェアにしても(これを比べるのは酷だが)独自性がはっきりしていて、レスポンスもすばらしい。「日本の携帯が世界一だ」なんて言っている場合じゃないのだ(既にとっくの昔に世界一ではなくなっているんですけどね)。

Samsung OMNIA

August 2nd, 2008


リニューアル第一弾を飾るのはSamsung OMNIA。一見(誰でもこう言うのだが)iPhoneのように見えるこの機種は、SoftBankから年内に国内発売される事が決まっている。今後はこの手の液晶がそのインターフェースのほとんどを占める種類の端末が増えるのだろうか。

ホットモックの実物をさらっと見ただけなので、詳細はまた後日記事にする予定だが、Windows MobileをOSに持ち、HTCとは違ったアプローチでその可能性を追求していると言ってもいいだろう。動作に緩慢さはなく、非常にキビキビと反応する。しつこいようだが、実際に使うデータが入っている端末ではなかったというのも、軽さの要因になっているのは確か。

この手のスマートフォン(もしくはそれに準ずるもの)は、PCとの連携が大事。その辺りはおそらくWindows Mobileまかせになっているものと思われる。つまり、端末(WM)+Active Sync+Outlookというラインは外せない訳であり、結果的に例の致命的なバグを引きずることになる。端末メーカー側はMicrosoftのせいだと言い、Microsoftは端末メーカーの使い方だとつっぱねるアレだ。データロスに繋がるバグなんだが、いつまでたってもなおらないので、今後も修正は期待出来ないか…。

話がそれたがOMNIA、日本語版は当然日本語版のWindows Mobileが搭載される訳だが、Samsung社がアドオンでどこまで手を入れてくるかによって売上が変わってくるだろう。単なる「ローカライズ」の域を出なければそれなりの売上で終るだろうし、もう一歩突っ込んでくれば、それなりに期待出来るのではないだろうか。

いずれにせよ、端末(ハードウェア)は良く出来ているので、期待したい端末のひとつである。

SoftBank X03HT / HTC S730

July 21st, 2008

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国内でメールを打つための道具として導入したX03HT。当然SoftBank仕様なので、SIMロックありの俗に言う「ケータイ」端末。一応Windows Mobile入り(笑)。

フルキーボードの在り方については、E61のように画面下に全て並んでいるタイプとかもあるけれど、今のところこれが個人的にイチオシ。筐体全体の大きさも通常のケータイサイズ(若干厚みはあるが、どちらかというところんとした印象)だし、スライドして出てくるキーボードもそれなりに使えるレベルに収まっている。

PocketPCではないので、タッチパネルはなし。この辺も潔く「ケータイ」に割り切っているところが交換が持てる。テンキーを残してある部分も含め、現時点でまずまず及第点をあげてもよいかな…なんて勝手に解釈。ただし、ブラック・ホワイト・ローズと展開される、SoftBankのカラーバリエーションは個人的に好きになれないので、シルバーグレーのHTCオリジナル筐体に交換済み。

導入当初、ノングレア(反射しないタイプ)のスクリーンプロテクターを貼付けたのだが、これが失敗。液晶の輝度を調整出来ない(一応)ので、ノイズがかぶったようになってしまった。使うのであれば、高輝度タイプ(クリア)のプロテクタを使うと良いだろう。

2週間程使い込んでの感想は、やはりWindows Mobileはそれなりということ。Mac+iPhoneの組合せに対して(比べちゃイケナイないんだろうけれど)、シンクしない、認識しないなど、「ひっかかる」ところが見受けられる。大きな問題ではないが、ソフトリセットをしないと改善しないことも結構あった。この辺は古いOSの焼き直しなので仕方ないだろう。

ハード的にはUSB給電以外の方法がないというのが若干心もとない。それが便利とも受け取れるのだが、逆になんとなくだが充電に不安が残る。実際には1日つかってシンクの為にUSB接続=充電という図式になる。結果、電池に困る事はほとんどなかった。ただし、地下鉄を多用したり、WiFiをつけっぱなしにするのであれば、Eneloop等の外部補助電源の携帯をお勧めする。いざとなった時に使えないのでは意味がない。

電波の掴みもそれなり、Bluetooth感度もそれなり、もはやイマドキの端末はその辺はほぼクリアされている問題らしい。海外製だからといって、マイナスイメージな部分は感じられない。

別項でも書いたが、これはあくまで「スマートフォン」であり、日本式の「ケータイ」ではない。海外製スマートフォンを日本で使えるようにメーカーが努力した製品と取るべきであり、ケータイを期待して購入すると痛い目にあう。無論「これだけ」でも使えないことはないが、PCと使う事によりその能力を最大限引き出せるものと理解するべき。絵文字もS!メールも使えるけれど、それはあくまで「互換性」のための「おまけ」だ。「スマートフォンってなに?パソコン持ってないんだけれど」という方は、素直にSharpのインターネットマシンの方をお勧めする。あれはあれで、かなり使い勝手がよいので…。

いくつか目立ったところで、シャッター音がデフォルトでは選べない、同じくシャッター音がデカすぎる(周囲がびっくりするぐらい)、画面の輝度が選べない…などなど。まぁ、今のところ問題にはならんが。

覚書:Outlook+ActiveSync

July 11th, 2008

AciveSyncを先にインストール、接続後にOutlookをインストールするとプロファイルエラーが出る。これを解決するには、一度ActiveSyncで接続設定を削除し、その後に再度接続設定を作れば問題なく動作するようになる。

但し、デバイス側の情報は上書きされるので注意。

覚書:WMでメールポート番号

July 11th, 2008

.macのメールアカウントを設定する時に、送信が出来なくてハマったので覚書。

smtp.mac.comのポート番号を変更しなくては送信する事は出来ないので、これを変更する。が、UIにはそれらしきモノがないので…。

smtp.mac.com:587

これでOK。