Pentax K-3 part 1, low-pass filter selector
_IMG0033

ローパスレスは猫ズを撮るにはカタい。

さて、ローパスのオンオフが出来る、件のPentax K-3である。撮り始めということでまだまだというところを含んでのある意味ファーストインプレッションと思って頂ければ。取りあえず、基本的な設定(モードとか、音消しとか)をしただけの状態で何枚か撮ってみた(勿論、メダマのローパスレスをオン)んだけれど、全体的にカリッとした絵になる…とでも書けば伝わりやすいかな。まぁレンズとの組み合わせ次第で受ける印象なんてどんどん変わるもの…というのがご存知の通りだと思う。

まだMacの環境ではデフォルトの現像プロファイルがない(付属のソフトを使えばRAW現像出来る)のでなんともだが、JPG出力を見る限り、ノイズもよく抑えられているしシャドウの表現力もあって「いいんじゃないの?これ」という感じだ(しつこいようだが、レンズに起因するところもあるだろう)。

メダマのローパスレスだが、昨今の流行なので目新しいものではないのだが、他社と決定的に違う事は切り替えでオンオフ(オンは効き具合が2つある)出来るというところだろう。これはボディ内SR(手ぶれ補正)の原理を使ってセンサーを動かすことによって実現している訳で、実に良く出来ている(細かいところはメーカーサイト参照)。本来なら被写体によって複数のボディを用意しておかなければならないような状況でも、単体で対応出来る…ということだ。

ここで気に留めておかないとならないのは、K-3のローパス「あり」のモードの場合、ハードウェア的にはローパスフィルタそのものがないので「あり」はエミュレートで実現しているということ。一口にエミュレートと言ってもハード的とソフト的に別けられるのだが、K-3の場合はハード的、つまり先に書いた通りセンサーを動かすことによって実現している。デフォルトは「なし」な訳だから、センサーの素性はナシの方が素直ということになる。

個人的には被写体として最も多いのが猫と女性なので、使う絵の出力サイズにもよるがローパスがある方を使っているケースが多い(D800/D800E)。ここいらの選択は難しくて、偽色モアレがない方を優先するか、絵のソフトさを優先するかによるので、一概にどちらが良い悪いという問題ではない。ローパスがないから写真が上手くなる訳でもなんでもないし、逆にあった方が扱い易いことも事実。この本来なら財布と思いっきり相談しないとならない選択を1台でまかなえ、かつ、両方使えるというのは、例えそれがエミュレートであったとしても、他社に比べて大きなアドバンテージになるだろう。

注目したいのは、SRの技術を使って実現しているという部分で、つまりそれはSRの技術が上位レベルにあるということだ。SR、つまり手ぶれ補正はどうしても絵が甘くなりがちなのだが、ちょっと使ってみたところ「手ぶれ補正利いてるのかな?」と思うぐらいよく補正されている。カメラの設定で真っ先に切る機能のひとつが手ぶれ補正なのだが、これなら使ってもいいかも…と感じた。

つづく

※K-3のレビュー一覧はこちら


このレビューはWillVii株式会社が運営する国内最大級家電・ゲームレビューサイト「みんぽす」から商品を無償でお借りして掲載しています。本レビュー掲載によるブロガーへの報酬の支払いは一切ありません。レビューの内容につきましてはみんぽすやメーカーからの関与なく完全に中立な立場で書いています。(唯一事実誤認があった場合のみ修正を行います)商品無償貸し出しサービス「モノフェローズ」に関する詳細はこちら

みんぽす

add your comment

*First time to comment? Please comment in English or Japanese to avoid your comment as spam.