Not NEX, but NEX, SONY alpha 3000
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少し前に海外で発表、発売の始まったSONYのα3000。αと名前は付いているが、既存のαシリーズのAマウントではなく、NEXシリーズ用のEマウントのDSLR。国内10月の発表会でコレが出てこなかったという記事を書いたばっかりなので、コレに期待していたところはご存知のことだと思う。

AだのEだのよ〜わからんという向きに、今までAマウントは所謂「一眼レフスタイル」なデジタルカメラであり、EマウントはNEXシリーズ、つまりコンパクトデジタルのような形のカメラを指していた。10月の発表会でフルサイズEマウントの所謂一眼スタイルなやつ、α7/7Rが発表になり、今後はA/Eマウント共にこのスタイルなっていくだろう…ということらしい。ところが、この発表会で海外では既に展開しているα3000の発表はなく、つまり、国内で発売は見送る(中止かどうかは不明)ということらしい。

ウチが持っているNEXは初代NEXの3で、これに常時マクロレンズを付けて机の上に転がっている。ブログ用のちょっとした写真は全てこれでまかなっていると言ってもいい程で、だが、いかんせん古いのでそろそろ「次」に替えたいと考えていた。そこにα3000の発表→海外で発売開始である。ところが待てど暮らせど国内の発売アナウンスはなし。先にも書いた通り、先日の発表会は非常に期待したのだが、どうもスペック重視の国内市場では競争力がないと判断したのか、発売には至らなかった。

んでもってその海外版のα3000をなんで持ってるかってところは大人の事情だったりするんだが、ようやっと手元に届いたので早速ファーストインプレッションなんぞをお届けしようと思った次第。まぁ、既にEマウントのレンズは2つ程持っているので、キットレンズとあわせて3本、しかもそのうち2本はこれまで使ってきたものなので、初代(笑)と比べてどうなったか、というところだ。

初代NEX-3(無印)をおさらいすると、発売開始は2010年06月、APS-Cの1,400万画素、コントラスト検出AFで1/4,000でシャッターが落ちる。マグボディで239gと軽量なのが売り。背面液晶はバリアングルの3型ワイドTFT、92万ドット、視野率100%。α3000の方はAPS-Cの2010万画素、コントラスト検出AF、1/4,000、353gのボディ、3型ワイドTFT(23万ドット)。NEXにないものは20万ドットのEVF、内蔵ストロボ(NEXは外付けストロボ付属)。一部の記事でボディ内手振れ補正がアリと書かれている記事があるが、実際には搭載していない。他にも細かい仕様を比べるとキリがないのだが、まぁスペックはあくまでスペックであり、使い勝手にはかなわないのでこのくらいにしておく。

そもそもNEX-3で困っていなかったということ、サブのサブであるということを踏まえると、国内で発表された7R/7には実は興味がなくて、ソレが例えフルサイズセンサー搭載であっても既にNikonでフルサイズセンサーを振り回しているというのもあって食指はそそらなかった。ウチ的にはNEX-3の後継ということで、きちんと使える2,000万画素クラスであればよいということ、仰々しい機能は要らないということを考えると、握れるNEXというのは非常にウェイトが高い(NEX-3に限らず既存のNEXシリーズは、その形状故に「握れる」とは言い難い)。バリアングル液晶でないのはちと不満でもあるが、そこまでバリアングルを多用している訳でもないのと、D5200(バリアングル液晶搭載)があるのでまぁいいだろう。

販売形態はレンズキットのみで、E18-55mm F3.5-5.6 OSSというレンズが付属している。国内でも販売しているキットレンズなので持っている人も多いんじゃないかなと。で、これ、色がクロなんですよ、クロ。国内のはNEXシリーズに合わせたシルバーのみでブラックの販売はなし。おぉスゲェと百分の一秒ぐらい思ったんだけれど、まぁこれ、キットレンズだからねぇ…。SONYさんは元々光学メーカではないので、レンズに関してはイマイチなケースが多いんだけれど、最近は経験値も増えてきてよろしくなってきたようで。ついでにお値段もよろしくなってきたようで…(涙。

米国での販売価格は$399、これに各販売店が大量にオマケを付けて売ってる。例えばカメラバッグとか三脚とかメモリカードとか…まぁ質はおそらくそれなりのものだろうけれど、○ネット○カタよろしく、「今ならこの12点セットがなんと驚きの$399」とかだな。つまり、そういう部類のカメラだということだ。特にヨーロッパではネオ一眼の普及率が高くて、そのユーザに対してレンズ交換出来まっせというのをアピールする戦略モデルと言える。市場的にどうなのよってのはいつの時代も結果だけが正しいんだけれど、果たして海外のユーザが欲しがるレンジに乗っているかどうか、というところだろう。それを考えると、スペック重視のアジアマーケットで発売しないというのは頷ける気がする。

ま、長くなった能書きはもういいか…。次回は気になるその写りを追っかけてみたい。

Eマウントの記事一覧はこちら

2 responses
Border.

お?来たのね(笑)

どーもあちらさんの方々は、アジア圏で流行ってるミラーレスのスタイルはお好きじゃないみたいなので、SONYとしてはネオ一眼市場に直撃させるために所謂な一眼スタイルで出したっていう話らしいですなー。要は、この形は北米・ヨーロッパ向けっていうことで、こっちじゃ発売しないっぽい。

価格なりなんでアレだけど、向こうのレビュー見てると、LCDとEVFがチープらしいけど、その辺はどないでっかー?

V.J.Catkick

ざっとみたところ、LCDとEVFのチープさは気にならないかな…。そもそもEVFに期待していないっていうのもあるけど。
LCDはそこそこなレベル(少なくとも今時のレベルはクリアしている)。日本的な価格を考えれば、も少しあってもいいかなぁ…と思うが、まぁこんなもんでしょ。USBボディ内充電が出来る(microUSB)ということ、ホットシューが一般的なサイズだというあたりはポイント高いかも。あ、バッテリはNEX-3と同じものでこれまたぐーよ、ぐー。

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