Two standard zoom lenses for Nikon 1
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左が1 NIKKOR 10-30mm f/3.5-5.6 VR、右が1 NIKKOR 11-27.5mm f/3.5-5.6
Nikon 1にはスタンダードズームが2種類ある。ひとつはキットレンズの10-30mm(35mm換算で27.0-81.0mm)で、手ぶれ補正が付いたもの。もうひとつは11-27.5mm(29.7-74.25mm)でこちらは手ぶれ補正が付いていない代りにEDレンズを使っているもの。11-27.5mmの方が後から出てきたので、巷のスペックな人からは「スペック落してどうする」とか意味不明な意見が大量に出たので有名?。どちらも広角側が若干狭く単焦点レンズに比べると暗いのだが、最も使うレンジをカバーした所謂「標準」と呼ばれるズームレンズになる(個人的にはズームレンズより単焦点の方が好きなのだが、このレンジはさすがに使い勝手が良いと思う)。余談だが、「最も使うレンジ」というのは24mm〜70mmを指す。大体の被写体はこのレンジがあれば撮れる…ということだ。

外観的な違いを挙げるとすれば、10-30mmの方がフード用の溝の部分があることに加え、全長が長い。かつ、レンズを繰り出した時の繰り出し幅も10-30mmの方が大きい。10-30mmの方は専用フードであるのに対して、11-27.5mmの方は一般的なねじ込みフード(40.5mm)を使うという違いがある。また、前玉(正面から見た時に見えるレンズ)が一般的な10-30mm、1枚素通しガラスで覆われているのが11-27.5mm(つまりプロテクタが要らない)。

実際に撮ってみて感じるのは、やはり下馬評通り四隅の描写がしっかりしているというところか…。とは言え、10-30mmに比べて格段に違う…という程ではない(これを使うユーザ層の事を考えると、という意味)。どちらも持っておらず、どちらか選べと言われれば11-27.5mmの方を推すが、既に10-30mmをキット等で持っている場合に買い替えるのであれば、VR(手ぶれ補正→この手の「覗かない」タイプのカメラは手ぶれ補正があった方がブレなく撮れる)の有無もあるので、気軽に撮る10-30mm、ちょっと真剣になる11-27.5mmという住み分けが良いかな、と思う。

思うのは、一眼レフと違ってどうしてもこの手のカメラを買う場合所謂「レンズ付き」で買うことが多いと思うのと、その場合、標準ズームキット(もしくはダブルズームキット)で買うから10-30mmは既に持っているという人が多いんじゃないかな、というところ。だから同系列のレンズにはどうしても手が出にくい。これが単焦点なら話は別で、「単焦点好き」な人からすれば「ズーム要りません」って話になるんだが…。

良いレンズにステップアップしていくのは、レンズ交換が出来るタイプのカメラの醍醐味みたいなところもあるんだけれど、その原動力は画質を上げたいっていう欲求(マニアとかコレクターは別だが)。合理的過ぎるかも知れないけれど、画質上げるんだったら素直に一眼レフかな…とも思ってしまう。まぁNikon 1という非常にコンパクトなパッケージングでそれが出来る…という部分が利点な訳だけれどね(やってる側からすればこの矛盾が楽しい?)。

いずれにせよ、11-27.5mmは10-30mm(キットレンズ)より良い絵を描くので、10-30mmで「後ちょっとなんだよなぁ…」と思ったらお勧め。逆にそのスタイルが故にブレやすいので、そっちを優先するなら10-30mmがお勧めってところかな。

え?エントリが宣伝っぽいって?宣伝だよ、宣伝(笑

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