Very macro, easy shooting with Nikon 1
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 これはなんでしょう?(笑 
望遠に強いというメリットを生かして、お手軽にマクロ撮影。

Nikon 1には既存のFマウントのレンズを使う為のマウントアダプタFT-1というものが純正で出ている(ちと高いのがネックだが)。要するに口金のサイズとフランジバックを調整して、普通のデジタル一眼のレンズを付けられるようにする為のアダプタで、こいつを使うと今持っているレンズ資産をそのままNikon 1に流用することが出来る…というもの。Nikon 1は35mm換算で画角が2.7倍になる(なぜそうなるかと言えば、センサー面積が小さいことに起因するのだが、これを説明し始めると微妙に長くなるので割愛=手抜き)ので、例えば50mmのレンズだと135mm相当のレンズになる。焦点距離が2.7倍という計算になるので、必然的に望遠に強くなる…という次第。

「望遠」というとどうしても遠くのものを引き寄せて撮る…というイメージが先行しがちだが、近くのものを大きく撮るということも出来る(やってる事は一緒なので)。ここでネックになるのが最短撮影距離というヤツで、センサーから被写体までの距離がどこまで近づけるか…という「仕様」が各レンズにはある。フィルム時代の50mm標準レンズあたりで最短撮影距離は40cm程度(!)というのが一般的。つまり、寄りたくても寄れない…というジレンマが存在してやきもきしたりする。これを解消しているのがマクロレンズという種類で、普通にかなり寄れる(物によっては被写体手前1cmとかも平気で存在する)。じゃぁ全部マクロレンズにすればいい…という考え方も出来るのだが、そこいらは大人の事情とか複雑な関係とか色々あって、マクロはマクロ、標準は標準と区分けされている。

でもって、このマクロレンズで撮影するとでっかく撮れるワケなんだが、更にでっかくする為にエクステンションチューブという長ったらしい名前の機材をレンズと本体の間にはさんでやる。このエクステンションチューブというのは…え?そんなのは知ってる?能書きはいいから本題に早く進め?あぁそぉですか(笑。

ということで、このマウントアダプタにエクステンションチューブを付けて、Fマウントの55mmマクロレンズで撮った10円玉が上の絵(エクステンションチューブは無くてもそれなりの大きさで撮れる)。日頃からお財布に入っている10円玉にリボンが付いている…なんて知ってました?(笑)。

SONY DSC

Nikon純正ということもあって、VR(手ぶれ補正)が付いているレンズであれば手ぶれ補正されるし、AF-Sのレンズであればオートフォーカス(中央1点になるが)も動作する。更にMFでもフォーカスエイドがちゃんと画面に表示される…と至れり尽くせり。まぁマクロ撮影するなら、確実に三脚固定+MFってことになる(死ぬ程ブレるので)のであれもこれも付いている必要はあまりないのだが、CPUレンズをちゃんと認識して自動絞りまで使えると言えばピンと来る人はいるだろう。

Nikon 1そのものの本体が小さい+軽いということもあって、使う三脚はテーブル三脚で十分。レンズが被写体に近いということもあるので、光源には注意(ソフトライトがあるといい)。マクロ用のリングストロボとかあるといいんだけれど、それだとお手軽じゃないよね。

シャッターは手で押すとブレるので、2秒のセルフタイマーがいい。ミラーレスという特徴を最大限に活かす事が出来る(ミラーという可動部がないため、ミラーが物理的に往復することに起因するショックがない)。そして通常よりどかっと絞って長秒でえいやっと撮れば巨大アップの出来上がり…ということになる。

ここで小技として、同じく純正オプションのWiFiモジュールWU-1bを使って、シャッター操作をiPhoneからするという手もある(だんだん仰々しくなってきたが)。WU-1bについては別途エントリする予定なのでここで詳しいことは避けるが、要するにiPhoneの画面がNikon 1の液晶になると思えば話が早い。ちょうどSONYがこの25日に発売を開始するQX10/100と似たようなことが出来る…そんな感じ。

また、こういう作業をするとボディのほんのちょっとの位置がピントに大きく左右されるので、ギア雲台とかを使うと楽。ただ、テーブル三脚でギア雲台を乗せられるようなヤツは、それなりにサイズが大きくなってしまうのでこれまた微妙に「お手軽」ではなくなっちゃう。そこんところは何を撮るか…とご相談ってところですな。


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