History of my D90
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銀塩からがっつり一眼レフをやってる人とかからすれば笑っちゃうような話なのだが、そもそも一眼レフを始めた時期が遅かったというのもあって、最初のデジタル一眼は某氏が取材に使っていた機材のおさがりD50、そしてその直後がD90となる。個人的にはこのD90で「一眼レフ」のイロハを教えてもらったようなものだ。2008年の10月下旬にログが残っているので、まだ話的には7年前ということになる。

実際発売当時としてはよく出来た子(今から思えば)であったし、初の動画対応ということもあったりして話題になり、結果かなり最近まで新品在庫があったというのは記憶に新しい。さすがにメーカ在庫はなくなってるかも知れないが、探せばどこかにデッドストックは確実にありそうだ(これを書いている時点で新品在庫を抱えている店は1店舗あるっぽい=64,800円)。因みに中古でもそこそこの価格を保っているので、それなりに人気がある機種であることは事実で、市場に出てもそう長い間商品棚でホコリをかぶるような機種ではない。

覚えたて+新品ということで嬉しくてどこにでも連れて行ったのを覚えているし、撮影失敗経験も最も多いと思う。ストラップでモードダイヤルが動いてしまって、気が付いたら真っ暗な写真を量産していたなんてこともあったし、メモリカードエラーに気が付かなくて、パソコンで開いてみたら全滅…なんてこともあった。経験というのは大きな財産で、それらの失敗が今の自分を作っている…最もらしいが、切実にそう思う。

その後、各種大人の理由を経てボディそのものを一旦手放すことになる。所謂ステップアップのために処分というヤツで、ワンボディでのシャッター回数は過去最大数だったんじゃないかなとも思える程だったし、その記録はおそらくは塗り替えられてないと思う。デジタルとはいえ、それだけ使い込んだ…ということだ。

現在所有の機体は某若旦那が新宿で新品購入した機体で、数年前北京に取材に出かけた際、三脚から落下、マウントが歪んでしまったというモノ。その後調子が悪くなり、結果的に引き取って修理に。マウント周りを修理したのもつかの間、今度はスタジオ撮影中に液晶が割れてしまって暫く倉庫に眠ることになったという曰く付きの機体(直すより中古買った方が安いという状態だと予想されたため)。

先日メーカ担当者と話をしていた時「あれどうなりました?」って話が出たので、思い出して修理に出した次第。液晶交換、バックパネル交換、オーバーホールと標準メニュー通りの修理依頼でニコンさんに出したところ、一旦は修理完了したものの、納品検査でエラーが発覚。再度分解して基盤交換、もろもろ含めて3週間の大事になって戻って来た。ガワこそ擦れが残っているものの貼り皮は新品交換、中身はリフレッシュして調整済み、シャッターを押してみるとなんとなくあの当時の雰囲気が戻って来たような気がしなくもない(多分してない)。

こうして戻ってきたD90。ちょうど手持ちの中画素機材が手薄になっていたということもあって今後もあれこれ撮るつもり。といっても昔のように毎日山ほど…という訳ではないし、仕事として使う現行機種を全て2,000万画素以上のクラスに移行した現在では、「仕事」として撮る絵には若干役不足(画素数が足りないのがメインの理由ではないが)。ガシガシ使うというよりも、傍らで基本を思い出させてくれるようなそんな存在になるんだろうなぁ…と。


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