x50 zoom guides you to unusual world
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超高倍率がヨシとされるのは、非日常が切り抜けるという一点に尽きる
先日から「対決」準備中(笑)のHX300(Sonyのアレね)、高倍率側はどうよとか、暗所はどうよとかあれこれ撮ってみているところですが…。富士フィルムにせよSonyにせよ(最近パナが60倍ズームってのを出したが上限は1,200mm)、超高倍率ズームはスナップ撮るのであればやはり持っていて損はないかな、という結論になる。

おそらくはどんなに眼の良い人でも、スカイツリーの上部展望台でデート中のカップルを肉眼で捉えられる人はいないと思う訳で、これはもう画質がどうのとか言ってる場合ではなく、こういう絵作りが出来るという手段のひとつとして認識するべきなんじゃないかな、ということだ。センサーの小ささからくる恩恵なのではあるが、センサーが小さいが故、確かにフルサイズ+単焦点で撮った場合と比較すれば絵は盛大に荒れる。が、それがそれと認識出来るのはA4ぐらいまで引き延ばして、かつ、眼をこらして見た場合に限られる。芸術作品を作るのであれば画質不足なのは当然だが、出来る出来ない論を持ち出せば、「出来ない」のでは前に進まないし、例えそこそこの画質しかなくても「出来る」方が一歩前にいることは確かだ。

更に付け加えるのであれば、現在に限定されるかも知れないが写真の主たる目的は記録写真な訳で、かつ、デジタルデータとして何らかの機器上で「再生」されることがほとんど。プラス、FacebookやSNS、ブログ等に貼ることがほとんどなのも事実。プリントしてもせいぜい2Lぐらいのサイズである訳で、そうなるとフルサイズとコンパクトデジカメの差というのはかなり小さくなる。増してどんなに素晴らしい絵を作ったとしても、それを「観る」大多数の人はカメラに詳しい人や芸術に明るい人ではない。だったら、(一般的なユースに於いては)「出来ない」よりは「出来る」方がいいんじゃないかな、とも感じる訳だ。

そして大事なのはこの手のカメラはズームレンズであるということ。下は20数mmから上は1,200mmまで画角のバリエーションは非常に多い。これ1台で撮れないものはないんじゃないだろうかと書いた通り、考えられる画角のほとんどは網羅することが出来る。確かに一般的なカードサイズのコンパクトデジカメに比べれば、大きさ的には一眼レフのエントリモデル程度の大きさになるため「かさばる」という意味に於いてのみ、ディスアドバンテージとなる。が、一般的なコンパクトデジカメが超高倍率ズームにならない限り(そして画質的にもそこそこまで到達しない限り…デジタルズームは論外)、超高倍率ズームというジャンルに於いてはどんな高級機よりも上にいるということになる。

仕事で撮る絵に使おうとは思わないし、大きく伸ばす絵にも向かないと思う。自分で撮って「おぉ美しい」と悦にいる絵になる訳でもない。ただ、確実に言えるのは、他の機材では実現するが難しい画角というのが存在する訳で、かつ、それに「手軽さ」が付属していると言う点だ。何十万もするフルサイズのフラッグシップのボディに、これまた何十万もするレンズを買って「綺麗だけれどどこかで見た事のあるような写真」を量産するのであれば(それが悪いと言ってるのではない)、たかだか数万円の投資で誰もがあっと驚くような絵を作った方が面白いと思うのだが…。

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※どっから撮ってるかと言うと、実は吾妻橋の上から撮ってる…という驚愕?の事実

2 responses
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むむむ。やっぱ良いねー。だがしかし…他に欲しいものあるからなぁ。一万円代にならんだろうか(笑)

V.J.Catkick

対決の時に詳しく書く予定だけれど、まぁ1万円台にはまだまだ時間かかりそうだなぁ。コレとa3000とどっちって言われるととても困る(笑。

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