FujiFilm FinePix HS50EXR(9)
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先日、久しぶりに西新宿の量販店を徘徊(笑)したついでに、前から気になっていたSONYのHX300をいじり回してきた。というのも、同じネオ一眼クラス、あちらは1,200mm相当までのズームが付いていてツァイスレンズ…とまぁコレと比較すると若干アドバンテージは向こうにあるかな…と思ったからだ。さすがに画質云々は店頭ではわからないのだが、操作性についてはある程度までわかったのでレビューに追加しようと思った次第。

結論から先に言えば、ツァイスレンズは確かに魅力なのだが…あれは買いではないような気がする。

勿論、個人的な主観であることは言うまでもないので、全否定する訳ではないということをお断りしておいた上で、操作性がアウトなのだ。この手のカメラに手を出す人っていうのは、コンパクトデジカメからのステップアップ組、デジタル一眼レフを所有していてのサブ的な位置づけ…というのは前にも書いたと思うが、どちらから入ったとしても、電源入れる→最初の1枚のシャッターを切るまでのステップが煩雑というかストレートでないというか…微妙なのだ。

HX300の電源はペンタ部脇の上部にあって、表面とツライチなボタン。まずこれが押しにくい。構えてから電源が入っていないことに気がつく場合もあると思うのだが、そういったケースに一度ファインダから目を離さなければならない。これが1点。次に、電源投入すると収納されていたレンズが繰り出す仕組みになっている…つまりそれだけ「待たされる」ということだ。ワンクッション置いてしまうのは、決定的瞬間を逃す事に繋がりそうなんだよね。コンパクトデジカメからのステップアップであれば、使い勝手がそう大きく変わるのではないと思うので気にならないかも知れないが、それでも起動から撮影可能までは早い方がいい。

もうひとつ、HX300はデジタルズームであるということ。これが更にまどろっこしい。レンズが伸びることは価格を考えれば仕方のないことなのだが、デジタルズームが故、伸びるまで待つ…というのはHS50EXRのように手でぐいっと…という訳にいかず辛いところがあるような気がする。デジタルズームのスイッチがシャッターボタン周りにある(フォーカスリングもどきでも出来る)のも、コンパクトデジカメを意識したものとなっているのだが、デジタル一眼組としては、ガワがデジタル一眼ルックなのでどうしても違和感を隠せない。

そういう意味でHS50EXRを見ると、どちらのユーザにウェイトを置いているかというのがよくわかる。HX300はコンパクトデジカメユーザのステップアップとしては、迷わず使えるを最優先したのだろうし、HS50EXRは上位機種と似通った操作性にすることでサブカメラとして地位を目指す…みたいな感じだ(本当の理由は違うんだろうけれど)。

確かにカタログスペックではHX300の方が上回っているような印象を受けるのだが、個人的にサブカメラとして導入するのであればHS50EXRをやはりお勧めする。発売から時間がある程度経っているので、価格的にもかなり熟れてきているというのも導入のきっかけになると思う。

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