Q10でズームレンズ(Pentax Q10 その5)
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Q10にはご存知の通り2種類のズームレンズがある。他の一般的なデジタル一眼用ズームレンズのレンジである24-70mmクラスに相当する02 Standard Zoomと70-200mmに相当する06 Telephoto Zoomだ。他に選択肢がないので、ズームレンズを買うのであればこの2本から選択するか、両方買うか…ということになり、安いとは言え新品で2万前後のレンズを揃えることになる。

ズームレンズは構造が複雑になるのに加えて、レンズそのものの物理的限界から一般的な単焦点レンズより画質が下がる傾向が強い。だから正直な話、この安価とも言えるズームレンズには期待をしていなかったのも事実だ。また、焦点距離が長くなればなる程、手ぶれが発生しやすくなる訳で、ボディ内手ぶれ補正の性能如何に左右される…というところもある。

実際にフィールドに持ち込んで撮ってみて思ったのは、考えていた程画質の低下はなかったということ、06 Telephoto Zoomの方は一度レンズを繰り出さないと撮影が出来ないということ、あっと思った時に限ってフォーカスが遅いということの3点か。

画質に関しては及第点以上だと思う。ここは個人的な主観が大きく入ってしまうところなのでなんともだが、単焦点に比べて多少コントラストノイズが多いかなと思う程度で、これだけ写っていれば問題ないでしょう…と言える。望遠端で散々撮ってみたのだけれど、ピントが出ているものに関しては言われなければQ10とはわからないんじゃないかな…というレベルだ。これで2万そこそこなのであれば、長い方は超お買い得商品ということになる(一般的な70-200mmはそんな価格では絶対買う事が出来ないので)。

06に限ったことなのだが、レンズを装着後に多少繰り出さないと撮影が出来ない。これは収納時にレンズ長を短くする工夫なのだが、この機能は本当に必要だったのだろうかと思ってしまう程、そう大げさに長さが変わる訳ではないと感じる。無論、ケースに入れたりする都合上もあるのだろうが、コンパクトデジカメよろしく出してすぐ撮るというテンポから少しズレるような気がするのだ。確かにカメラをぶら下げて歩きながら、被写体を見つけると構えながらズームを回すのでそう苦になることではないのだが。

フォーカスに関してはレンジが長くなればなるほど合うまでに時間がかかるように感じた。勿論オートフォーカスが合いやすい場所、そうでない場所が存在する訳で、それらを総合的に見てもやはりテレ端等だと特に遅くなる傾向があるようだ。動物のように動き回る被写体の場合にこれは結構致命的で、結果的にMFで置きピンという結論になってしまう。新型のQ7を試していないのでなんともだが、新型はやはりその部分も早いのだろうか…。


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