テカり系小物を撮る時の覚書
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テカりものの撮影はまだまだ修行中なので覚書。というか、本当はQ10で小物撮れるかなと、昨夜仕事で撮った後にちょっと試してみたんだけれど、ぜんっぜんダメだったのでお店で撮った写真の中から没のヤツ(笑。

この手のテカりものの場合、最も面倒なのは映り込みの処理。普通に撮るとどう頑張っても周囲が盛大に映り込む訳で、場合によっては自分(撮り手)のおマヌーな顔とか出ちゃったりしてそりゃもう大変。レタッチの技術があったとしても、ないところの色は作りにくい訳でして…だったら最初から映り込ませなければいい、となる。この映り込みを嫌がって、カタログ等ではメインの部分以外はイラストレータで起こしているものが結構見受けられるのも事実。あれ、知っている人から見ると妙ちくりん、それ、そこにないだろ…って感じ。

んなもんだから結局カポックで囲うか、ソフトボックスとか使って覆って…と定番なやり方になる。当然暗くなるのでストロボ必須。今回はイメージ写真なのでリモート2灯で撮ってます。

もうひとつ面倒なのはチリ。マクロ(今回使ったのは105mm+チューブをAPS-Cで)なのでどうしても肉眼では視認出来ないチリが写る。なんつったってお店で商品を確認するルーペより倍率大きくなる訳で、そりゃヘンなところに繊維が入っていたりすれば一目瞭然。こればっかりはブロアで吹こうがクロスで拭おうが全部取るならクリーンルーム行きって感じで現実的ではないので、後からレタッチでチクチクやるしかない。

プラスアルファとして、金属系の小物は普通に撮るとどうしてもネムくなる(ぼやっとしてイマイチしゃきっとしないという意味)。また、絞って(F22相当)いてもボケやすいのも特徴。こればっかりは現存するどんなレンズを使っても仕方ない状態なので、これもレタッチでエッジを起こしてやる必要がある。どこまでやるかは絵柄のコンセプトに左右されるところが大きいのだけれど、ピント側ではなく、ボケ側のエッジをどこまで調整するかで見栄えが変わる。


背景と台にも注意を払うといい結果になりやすい。背景は極力単色で、やってもグラデーションぐらい。勿論ソレを逆手に取るという手法もあるんだけれど、一般的に白かグレー、もしくは黒を使う場合が多いと思う。これは主題を1つにする目的があって、中途半端に背景が入っていると見る側の人が「これってどこ?」とか「このお店はなんとかだよね」とか違う事を考え始める。だからその手の情報を抜いてしまえば、必然的に写っているものに集中して貰える…という仕組み。

被写体を置く台は好みの別れるところなんだけれど、個人的に好みなのは少し映り込んでる感じの黒か白。今回は夏っぽく白い感じということなので、乳白色にするために下に100均で買って来たクリアファイル半透明タイプを5枚程度、一番下に白ボール紙を敷いている(実は最初はライトボックスを置いて下から光当ててたんだけれど、なんかイメージが違ったのでボール紙に変えた)。奥はLED常時光を当ててホワイトバランス上ブルーグレーになるように調整。カタログ撮影なら手前からも光当てるんだけれど、イメージ撮影なのであえて手前は暗めにし、曲線をアピールしてみた…つもり。

ということで、反省点アリアリだけど、ちっとは綺麗に撮れたかな、と。

K18ダイヤリング(0.34ct、12号±3)。見ての通りカルティエタイプと違って、2連が繋がっているので傷に強く、また裏抜きのない作りではめ心地が良いとのこと。写真のK18(¥250k)と他にK18wg(¥280k)も(撮ってないけどw)。お問い合わせはアクセサリー・ジェイ(042-571-2255)まで。

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