迷ったら1に戻る

柴又帝釈天:特になにも面白みのない普通の写真

プログラミングにしろ写真にしろクリエイティブな作業でオツムを使う場合、ほんのちょっとしたことで方向性を見失ったり、自分の進んでいる道で良いのだろうかとかどっちに向かえば良いのかとか迷ったりすることがある。というか、迷わないのであればクリエイティブな作業には向いてないと思うし、迷い続けるのがクリエイティブな作業そのものだと思っているのも事実だったりする。

そして大いに迷うのが向上への1歩であり、考えることによって経験値が蓄積され、そうすることにより初めて「幅」が出てくる。そこに近道は存在しておらず、例え楽をする方法が開発されてそれに頼ることにより作業効率が計れたとしても、それを多用する、もしくはそれしか知らないのであれば、何時まで経っても基本は身につかないし、基本がなければ結果の幅は限定されたものになってしまうのではないだろうか。

とは言え、迷った時に抜け出す方法が見つからないのであれば、それはストレスになるだろうし、それこそそこで停滞してしまっては作業効率自体が悪くなってしまう。慣れている人であれば、その人なりの脱出方法というものが意図の有無に関わらず存在していて、気がつくとちゃんと抜け出していることが多い。この場合は迷った事自体に気がつかないこともある〜ルーチンワークとしてやっている場合とかに多いと思う〜だからイレギュラーなケースで迷うとハマったりする。

個人的には最も簡単に脱出する方法で思いつくのは1に戻るということ。俗に言う初心に帰るとかそういうヤツだ。要は基本に戻って進化過程をやり直すことにより違った方向性を発見する手助けを促進するということ。人間は反復練習すると熟練度が上がる生物なのでこれは理にかなっている。結果的に全体的な技術やアイディアの底上げをすることによりつまずいた部分で問題を客観的に見ることが出来るようになるため、最終的な判断が得やすくなる(んじゃないかな?)。

関連はしているが全く違うことを始めるのも解決の糸口を見つける手段の1つと言える。オツムの中をリフレッシュすることにより、発想の転換を強制的に行うというヤツだ。これはこれで効果的なのだが、1歩間違えるとさらにドツボにハマることがある。発想は確かに転換することが出来るのだが、使いどころが難しいかも知れない。

1に戻るというのは基本的なアイディアラインは変わっていないので、ブレることは少ない。最大の障害はどこまでプライドが1に戻るという行為を許すかであり、多くの場合初心は進行中のものよりレベル的に易しいことが多いため、自分はもっと出来るのに…という邪魔がオツムに生まれる。初心に帰り慣れてないと、この壁を乗り越えるのが結構難しいのだ(まぁ1度でも乗り越えたことがある人なら、なんでそんなところで躓くの?と思うかも知れないが)。

出来れば初心に戻ったものを誰か別の人に客観的に見てもらうのがいい。自己反省だけより更に多くの意見を引き出せるので、それはイコール更に多くの可能性を模索出来る…ということに繋がるからだ。また、人に見てもらう(それがどんな方法にせよ)ことにより、無闇矢鱈に稚拙なものを創りだすことを防ぐことが出来る。いくら初心に戻ると言っても、内容は濃くなければならないし技術的に幼稚では進歩は見込めない。ここんところを履き違えると永久ループに突入してしまう。

1に戻る際に何かを限定するというのも効果的だ。熟練すればするほど選択肢が多くなるのでそれを減らすというのは方向性を見つけやすくさせる手段1つと言えよう。

いずれの方法にしろただ漫然とやるのではダメで、全力で考えながらやらなければなんの意味もない。オツムをフル回転させて考えることが大事なワケであり、漫然とやるのであればそれは時間の無駄、やらない方がよっぽどリフレッシュ出来る。

どうしても迷い始めるとそれ自体が面倒なため、モチベーションが落ちてしまうのは自然な流れ。モチベーションを保ち続けることが向上心なのだが、これは実は意外と難しくなかなか上手くいかないものだ。モチベーションが下がってしまうイコール迷いではないが、それに起因していることも多々としてあるワケで、原因を解決してやらないことには何時まで経っても前に進めないのではないだろうか。

ウチの場合も実際シレっとしているように見えるが迷いだらけであり、しょっちゅうやり直したりしていたりする。やり直すと作業の流れの効率が良くなったり、発見があったりしてそれはそれで結構楽しかったりもするのだが…。人間反復練習ですぞ(笑)。



Tags:



4 Responses to “迷ったら1に戻る”

  1. abbraccio

    あー、よく解ります。オイラもそうですが、個人でやってると外からのチェック機能&刺激が働かないのでよ…。知らず知らずのうちに、基本が杜撰になりかかってる(あるいはどこかで妥協している)時も多々あったりするので、月イチは仕事を見直すように心がけたり…。後は、他からの批判を受ける事と、他を批評する機会を持つことですなぁ。職種違えど、どこも一緒っすね(汗

  2. ShimoKen

    だからこそ、何か違うことをやってみるのが良いんだよね。
    今やってる写真なんてホント、アナログで答えの無い世界だからデジタルな仕事やっていると面白い。
    良い意味でのブレインストーミングができて、そういうところからヒントが得られれば良いんだけどね。


  3. alfabeat

    迷いすぎて0にまで戻ってます。
    客観的に観てくれる方がいないのでどうしたらいいのかいつも迷ってます。

    何をやりたいのか1から行けるか模索してみます。

  4. V.J.Catkick

    いやぁちょっと悩んでましてね…。

    ちょうど出張中ということもあって、あれこれ最初から考えている途中なワケですよ。そういう意味ではコンパクトなデジカメは良い教習材料だったりするんだよなぁ…。

    まぁB型なのでそのうちあっけらかんに戻りますw



Leave a Reply

*First time to comment? Please comment in English or Japanese to avoid your comment as spam.

retaggr

Powered by WP Hashcash

TrackBack URL : http://www.vjcatkick.com/blog/wp-trackback.php?p=17563