いくつか問題点等

SIGMA 18-125mm F3.5-5.6 DC … てか、これしかネーよ(笑)

絶賛鋭意努力中のFOVEON君、被写体的に最も偽色が出やすいさくらさんを狙ってみました(というか、そこにいたから撮ったというのが正しい:家庭内レア猫なので)。う〜ん。

表情が怖いとかロシアンなのに太ってるとかいうのはこの際置いておいて、SIGMAさんがいうところのまんま見た色が出るというのはあながち誇張されてる訳ではないというのがよくわかりますな。

ウチの猫ズ…というより猫ズは皆、色的に複雑なのでデジタルデータにすると撮ってから四苦八苦することは間違いなく、なかなか見た目通りの色には落ち着かないってのはご存知の通り。だからこそRAWで撮影して後で…となる訳だが、FOVEON君だとほぼ撮って出し状態。

これは前にも書いた通り、ドット単位で色を決める時にCPUの演算に頼ってないという証。ただ、よい方の転べばいいのだが、シチュエーションによっては最悪な結果を招くこともある諸刃の剣であることは否めない。

増してウチのように低感度低速シャッター派だとそれが顕著で、ちょっとでも動く被写体には向かないことは確か。演算処理が入らないということが、かえってドット単位でのブレを目立たせてしまう結果になる。が〜っと撮って「写っているもの」をピックする撮り方には全く向かないのだ。

そういう意味ではフィルムを使っての撮影に非常に近いものがあり、1シャッター毎にじっくり撮影する風景等に向いていると思う(もちろん現状の、という但し書きが付くが)。


SIGMA 18-125mm F3.5-5.6 DC … しつこいってば(笑)

キットレンズに近い安物でしかもズームなレンズを使ってこれだけの描写をする訳だから、レンズ枚数の少ない単焦点レンズを使ったらもっとスゴいんです…になりそうな予感がするのだが気のせいだろうか?実際、SIGMAのサイトにあるサンプルイメージは単焦点使ってる絵があるが、それを見るととんでもなく綺麗だ。

不満がない訳でもないのはどこのメーカーのどの機種も同じ。これは皆書いているが、処理速度の問題。技術屋としてはこれはいただけない速度…というか、なにやってんのかなと疑問に思ってしまう。バスの転送速度に問題があるのか、それを司っているソフトウェアに問題があるのかは定かではないが、1枚撮影→プレビューまで10秒ってのはなんとも。

もう1つ、電池をバカ食いするのも…。前のオーナーがおそらくは充電池の使い方に無頓着だったか、はたまたたまたま充電池がハズれなのかは知る由もないが、カラにしてフル充電したもので100毎前後しか撮影出来ないのは問題。メーカー保証が残っているので、この件に関してはSIGMAさんに一度相談してみようかと思っている。

ちなみに充電池は純正でも汎用品で、同じタイプのものはコニカミノルタのα-7 DIGITAL、ペンタックスのK10D、K20Dで使われている7.4V、1500mAhのものだ。明らかに消費電力が多いプロ機(11.1V/1900mAhとか)でかなりの枚数が撮れる(1,500枚程度)のは言うまでもないが、ここまで撮れなくても少なくとも300〜500枚程度は撮影可能なはず。現在リフレッシュをやっているのである程度は復活するかも知れないが、もし慢性的にどの個体も100〜200枚しか撮れないのであれば、予備バッテリを買わなければならないだろう。

ボディに熱がこもるのも気分的によろしくない。排熱が上手く出来てないらしく、撮影していると底面に熱を帯びる。電子機器なので致し方ないのかも知れないが、少なくともNikonのカメラで熱を気にしたことはない。熱は伝導するもので、これは結果的に素子が受け止める光に影響するのは言うまでもない。

いずれの不満点も写真とは直接関係のない場所であることから、カメラ関係以外の技術に関してあまり得意ではないか、質の高い技術者がいないか、予算的に厳しいかのどれかだろう。

ただ、これらの不満点を我慢してでもこれはいいと思えるのがFOVEON君であり、もしSIGMAが普通の映像素子を使うのであれば、ある意味見向きもされなくなる…かも知れない。逆の言い方をすれば、カメラは写っている絵が全てと思えば、例え100枚しか撮れなかろうが熱がこもろうがそれはプライオリティ的には低いんじゃないの?とも言える。

あ、そうそう、どうやらこの個体はオートホワイトバランス以外が妙な数字を出すので、全く使い物になってないです。これは多分「故障」だと思われるので、バッテリ問題ともども、要ご相談ってヤツですな。

中級機にそこまでって言いたいところだけれど、これしかないので仕方ない。SIGMAが本気でプロ機を作ったら、おそらくはとんでもないこと(両方の意味で)になりそうな予感が…。

とまぁこんな具合でして、このじゃじゃ馬君の設定出しにはえらく時間がかかっていて、難物でございまする。それを楽しめる人はそれでいいのかも知れないけれど、撮る方に時間をかけたいと思うのはいかんですかね?



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2 Responses to “いくつか問題点等”

  1. MacBS

    SD14、ゲットされたんですね。良いなぁ。

    私も少し前に「みんぽす」でお借りして試用しました。
    http://www.sara-mac.com/?s=sd14+mono+fellows

    拡張ISOで50も設定できたりしますが、さらに暴れ馬です。
    マイナスに露出補正しておいて、SPPでRAW現像がおすすめかな。

    バッテリーは貸出機ですと、100枚で半分くらいといったところでした。
    レンズについては50mm F1.4などもお借りしましたが、意外と古いレンズでもいけました。
    うちはフィルム時代のSAマウントが結構あったので、それも結構使えて楽しかったです。

    私も欲しいなあと思ってるんですが、持ち歩き(と価格)を考えてDP1にするかもしれません。

  2. V.J.Catkick

    うふふふ、MacBSさんのSD14関連記事はそれこそ熟読しましたよ(笑)。

    バッテリですが、リフレッシュしたら332枚まで撮れたので、後数回やれば安定するでしょう。いずれにせよ、自分の撮影スタイルだと保たないので、予備バッテリ(互換品なら1,500円前後なので)を買うことになりそうです。

    いやぁ、これ、思いっきり(-1.0とか)暗くしておいて…でないと赤と黄はアウトですねぇ。一緒に買ったレンズが安物キットレンズなので逆に助かってるかも(笑)。

    それにしてもSAマウントは中古がほとんどない…(泣



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